このページではU-NEXTで配信されているアニメの中で、私のおすすめ作品を紹介します。
とくに90年代の名作アニメに的を絞って紹介します。古いですが、完成度はかなり高いものばかりです。
ドラゴンボールの旧バーダック編だけは男性向けですが、あとは男女ともにいける作品だと思います。
基本的にはすべて見放題動画です(2020年7月時点)。
U-NEXTのおすすめアニメ
なお、各項目の画像には著作権に配慮してモザイクをかけてあります。
ぜひともU-NEXTに登録してから楽しんでください。無料期間もあってお得です。
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参考U-NEXTの会員登録をわかりやすく解説
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ドラえもんに負けず劣らぬ名作:キテレツ大百科
キテレツ大百科:全331話、1話あたり25分
キテレツ大百科はあの『ドラえもん』と同じ藤子・F・不二雄先生が原作者のアニメです。
- キテレツ
見た目はのび太っぽいけど、能力的にはドラえもんに近い天才発明少年
- コロ助
見た目はドラえもん的だけど、中身はのび太的なかわいいロボット
- ブタコリラ
ジャイアン的なキャラであり、野菜が大好き
- みよちゃん
しずかちゃん的なキャラであり、ややお転婆
- トンガリ
スネ夫的なキャラであり、声優は三ツ矢雄二さん
キテレツ大百科は基本的に1話完結ですから初回からすべて見ないとストーリーがつながらないなんてことはありません。
面白い回は以下のとおり。
- 66話「大爆笑!あの乙姫がやって来た」
ブタゴリラとそっくりの乙姫(女)が現代にタイムスリップしてきて、あちこちで騒動を巻き起こす
- 126話「大スクープ!八百八に双子の赤ちゃん」
八百八のおばさんに新しく赤ちゃんができたという疑いが持ち上がりますが、ブタゴリラはキテレツの発明によって壮大な勘違いをする
- 第153話「回れ仲直り鶴! ブタゴリラパンツの怒り」
ブタゴリラが間違って学校に母親のパンツをはいてきて、それをコロ助がばらしてしまったことでブタゴリラが怒ったという話。
- 156話「ブタゴリラもウルウル!黒板の中のママ」
カレーが大好きな男の子を取り巻く悲劇
- 163話「一家ランラン!?ブタゴリラファミリー」
ブタゴリラを塾に通わせるため、その分、八百八に人材が必要になったという話
- 237話「テイセイ教育委員会!学問のスルメ」
授業参観にママが来なかったことに腹を立てたキテレツと、授業参観で大恥をかいて父ちゃんに叱られたブタゴリラが過去に家出する話
- 250話「レンズ騒動!秘密のコロッケは涙入り?」
あのメガネがトレードマークの勉三さんがメガネをやめてコンタクトレンズに変えたという話
『キテレツ大百科』は起承転結がきちんとしており、一話ごとの完成度がかなり高いですよ。
『キテレツ大百科』を知らない現代の子どもたちも見るべき。
『金田一少年の事件簿』の中でも圧倒的に切ない雪影村殺人事件
『金田一少年の事件簿』:第111話~第114話『雪影村殺人』25分×4話
『金田一少年の事件簿』は金田一という高校生が殺人事件を解決しまくるストーリー、、、、、というのはだれもが知っているはず。
でも、事件数が多くてどれを見るかは迷うでしょう。正直言ってつまらない事件もあります。
これについて筆者がおすすめするのは『雪影村殺人事件』です。『金田一少年の事件簿』はオムニバス形式ですから、それまでの話を見ていなくても理解できます。
この事件は珍しく美雪が登場しません。そのうえ、犯人の動機がなんとも切なくて印象的。
雪影村殺人事件は、殺人トリックは大したことありませんが、登場人物の心理描写が細かく描かれた名作です。
キーワードは「雪」「ウソ」「勘違い」「妊娠検査薬」「嬉しい色」「許されない色」「同姓同名」など。
なおアニメ『金田一少年の事件簿』の次点としては第74話~第77話の電脳山荘殺人事件もおすすめ。電脳山荘殺人事件は『金田一少年の事件簿』の最高傑作といわれています。
電脳山荘殺人事件は、犯人の動機となったある完全犯罪のやり方が卑劣すぎて印象的。
あれは条件が整ったら、ほんまもんの完全犯罪です(器物損壊罪には問われるでしょうが)。
ルパン三世の中でもわかりやすい長編
『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』:90分
ルパン三世シリーズの作品の中で最も有名で評価が高いのは『カリオストロの城』ですが、『燃えよ斬鉄剣』もなかなか面白いです。
『燃えよ斬鉄剣』は石川五右衛門の斬鉄剣と、斬鉄剣の硬度を上回る金属をめぐるストーリー。
ストーリーはとてもわかりやすいですし、テンポよく進んでいきます。
悪役はちょっとショボい感じもしますが、ストーリーが面白いのでよしとしておきます。
エヴァンゲリオンが好きならナディアも見るべき
『ふしぎの海のナディア』25分×39話
『ふしぎの海のナディア』は19世紀における10代の少年少女の活躍を描いた冒険物語。なんと当時の放映テレビ局はNHKです。
この作品の時代設定は19世紀とはいえ、作中には古代人による超科学の遺産がいくつも出てくるため近未来を感じさせます。
主題歌の『ブルーウォーター』も実に素晴らしい。
なお『ふしぎの海のナディア』は『新世紀エヴァンゲリオン』と制作者が同じであるため、共通点がいくつもあります。
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参考ふしぎの海のナディアの感想と考察
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エヴァンゲリオンは見たことがあるけれどもナディアは見たことがないという方は見るべきです。
ただし、『ふしぎの海のナディア』は途中の23話~34話はつまらないと感じるかもしれません。
男でも理解できる少女漫画のアニメ版:こどものおもちゃ
こどものおもちゃ:25分×102話
子役タレントとして活躍する小学6年生の倉田紗南にまつわるストーリー。人気の少女漫画をアニメ化しただけに女性向けの作品っぽいのですが、男でもまあ理解できる作品だと思います。
倉田紗南はとにかく明るい一方で、それは演技っぽい部分もある点が見どころ。
また不良のイケメン少年である羽山との対決や恋愛、剛くんの妙なキャラ、風花との友情なども見もの。
漫画とアニメ版では後半の展開がかなり違うのが気になります。個人的には漫画(原作)の方が好きですが。
男でも楽しめる少女の冒険:魔法騎士レイアース
魔法騎士レイアース:24分×49話(第一章は20話まで)
魔法騎士と書いて「マジックナイト」と読ませる作品。オープニングの主題歌「ゆずれない願い」は素晴らしい曲です。
原作は少女漫画誌に連載されていたように女性向けのアニメ。地上波で放映されていたときはセーラームーンに近いレベルの人気がありました。
しかし、レイアースは恋愛というより魔法武器による冒険と敵打倒と姫救出が主軸になっているため、成人男性でも十分楽しめます。少女アニメにしては珍しくロボットまで出てきます。どことなくRPGっぽいかも。
注目すべきは異世界(魔法世界)に主人公たちを呼び込んだエメロード姫と、彼女と対立するはずの男である神官ザガートの関係。実は彼らの関係は…だったんです。ここまでが第一章。
第一章の核心を知らない人は、Wikiやネタバレ記事などは見ないままでアニメを視聴することをおすすめします。
ちなみに主要キャラたちの名前は世界中の自動車の名前から取られていますよ。
数あるドラゴンボール作品の頂点(単発テレビ番組版)
『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父』:単発アニメ48分
この記事をご覧いただいているあなたは『ドラゴンボール』をまったく知らないということはないと思います。
しかし、ドラゴンボールのアニメ作品の中でも最高の名作といえる『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父』は知らない人も多いでしょう。
この作品は孫悟空の父であるバーダックの活躍と悪党ぶりを描いた作品であり、ストーリーやBGMも素晴らしい出来を誇っています。
もし、あなたが『ドラゴンボール』は知っているけれども、バーダックは知らないというのならぜひとも見るべきです。
異星の命を殺しまくったサイヤ人の大きな罪と孫悟空(カカロット)の行く末、そしてフリーザの残酷さがわかります。
イケメン好きのあなたには『ロミオの青い空』
『ロミオの青い空』:25分×33話
『ロミオの青い空』の主人公のロミオとその盟友アルフレッドはイケメンです。
とくにアルフレッドのイケメン度は美少年と呼ぶべきほどにずば抜けており、一見の価値があります。
ただ、この物語は不幸な面もかなり描かれているため、泣くことを覚悟しておいてください。
このアニメはイケメンが単に頑張るだけでなく、児童労働の問題としても考えさせられるストーリーになっています。
イケメン好きでなくても唸るほど完成度は高いと思います。ついでにOPとEDの歌も名曲。
ちなみにロミオの声は折笠愛さん、アルフレッドは藤田淑子さんです。
「スパッタカミーノ!」